mixi がソーシャルプラットフォームのオープン化に踏み切ったのは Mobage & GREE より前

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そして11年11月、ミクシィは事業方針を大きく転換した。SNS上にミクシィゲームを新設してソーシャルゲームに進出。ビジネスモデルを広告モデルから課金モデルに変更した。しかし、ソーシャルゲームに出遅れたことが響き、グリーやDeNAとの業績の格差は広がった。

とあるんだけど、「いや、2010年春に mixi 向けに会社でソーシャルゲーム*1作ってた記憶あるぞオイ…」と思って調べてみたら、「mixiアプリ」からゲーム部分だけを切り取った「mixiゲーム」というサービスが2011年にできていたらしい。

なので「それ以前から mixi は課金モデルのソーシャルプラットフォームを持っていたけど、更にそっち方面へ舵を切ったのが2011年11月」というのが正しい(はず)。

 

もっと言うと、ソーシャルプラットフォームのオープン化(OpenSocial 化とも言う)は実は mixi が一番早くて(2009年の秋ごろ)、続いて2010年初頭にモバゲー、2010年夏くらいに GREE という順だったと思う。

なので、mixi 自体はソーシャルゲームの波に別に乗り遅れてないけど、モバグリと違ってゲームを自社開発していたわけじゃないし、ソーシャルゲームにはあんまりリソースを配分していなかった*2のがここに至る要因なんじゃない?なんつーか、PS 発売前に出た 3DO とか、そういうポジション。

 

あ、他の部分については特に言うことはないです。

*1:乙女ゲーの類

*2:これは別に戦略として悪いことじゃない、失敗したけど